こんにちは。saoriです。
今日はADHDの人が集中して話しを聞いている時の仕草を書いていきたいと思います。

私は、ADHD注意欠如多動性障害という発達障害ですが、人の話しを集中して聞きたい時ほど、手が動いたり身体が動いたりしてしまいます。頭を下にして目を瞑ったり、上を向いて髪の毛を触ったり、ペンを触ったりしてしまいます。
その方が落ち着くからです。
その方が話しに集中できるからです。
しかし、社会的には、きちんと相手の目を見て、うん、うんと頷く事までが話しを聞いているとされる為、よく他者から話しを聞いていないと勘違いされてしまいます。
逆に相手の目を見て、うん、うん、と頷く事を意識しなければならない時ほど話しが入ってきません。
なので、聞いているようで、聞いていないとなってしまい、ちょっと!それさっきも言ったよね?だから、その話しをさっきからしているんだよ!と怒られる事もしばしばです。
その結果、話しのすれ違いや、噛み合わないといった事が起こってきます。
発達障害と知っていて、受け入れてくれてる人には、笑って許してもらえますが、
知らない人にとっては、おかしな人だな?変な人だな?と勘違いされてしまったりもします。ちゃんと話しを聞いていた?と困らせてしまったり、怒らせてしまう事もあります。
仕事関係、友達、ママ友、配偶者、義理の両親などといったコミュニティの中でそういった事が頻繁に起こってしまい、相手を困らせてしまったり、又自分も困ってしまいます。
なので、こういう人もいるのだと知ってもらえるだけでも、ありがたいです。
真剣に話しをしている時、目が合わせられなくて、つい動いてしまうなどといった人もいるのだと理解するだけで、関係性が築きやすくなると思います。

子供の頃から、相手の目を合わせてうん、うん、と頷く事が話しを聞いていると大人から教わり、潜在的にそうしなければならないと意識してしまい、結果話しが全然入ってこないのです。
それが、発達障害の生き辛さの一つだったりもします。
しかし、一般的には、
暇だなぁ…とか、つまらないなぁ…といった感情を抱いている時に身体が動いてしまう人も多いと思います。
なので、ADHDで多動性障害だと分かっている人に対しては、真剣に話しをしている時に身体が動いていても、あ、今は聞いているのだな。と理解を深めるだけでも不快な思いにならないと思います。
私自身も子供が発達障害だとわかるまでは、話しをしている時はちゃんと相手の目を見て返事をするのだよと教えていました。
しかし、子供はなぜか目を見るのをすごく嫌がっていました。
その時は、目を見て話しを聞く事をなぜ嫌がるのか、理由がわからなかったのです。
私自身も発達障害だとわかり、自分を見つめ直していくうちに、そうか!だからか…とわかりました。
自分でも、真剣に話しを聞きたい時に身体が動いてしまったり、目が合わせられない事に全く気がついていなかったのです。
親子関係や対人関係は、少しずつ、ゆっくりでも良いので、お互いが歩み寄りわかり合う事で、心に余裕が出来、溝や傷も修復していけると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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