
こんにちは。saoriです。
先日、不登校の段階表と言うものを書かせて頂きましたが、今日は保護者の方の段階表を書かせて頂きます。
NPO法人 D.Liveさんのサイトで説明されていた内容が、とてもわかりやすかったので参考にさせて頂きました。
段階を知って「あたなは今ここです」というレッテルを貼るものではなく、あくまで見通しを付けると言う意味で、参考にして頂ければと思います。
不登校当初は、自分の子供が不登校になっている事すら気がついていなかったりします。
なので、え?何で学校に行かないの?理由は何?と訳がわからなくて、パニックになり、わーっとなってしまいます。
自分が今ここにいるから良いとか悪いとかではなく、あー今はこの時期なんだなぁ。と少し離れた目線で見て頂ければと思います。
不登校の保護者 段階表
- 第1段階⇨パニック期⇨とにかく混乱・不登校を受け入れられない⇨なんとかして学校に行かせようとする・怒り、取り乱す・悲しみ、嘆く・情緒不安定になる
- 第2段階⇨暗中模索期⇨試行錯誤する・解決策を探す・病院や心療内科、カウンセリングを受診する・即効性のある自分が欲しい情報ばかりを探す・外部のアドバイスを受け入れられず孤立する
- 第3段階⇨燃え尽き期①⇨どんな手段を使っても上手くいかず途方に暮れる⇨解決策が見つからず壁にぶつかる・手詰まりになる(燃え尽きたまま灰になるパターンもある…)
- 第4段階⇨燃え尽き期②⇨一旦諦める・開き直る・少し楽になる
- 燃え尽き期①②の3パターン⇨1.リトライ⇨冷静になって再度解決策を探す(暗中模索期シーズン2へ)2.燃え尽きたまま永久に諦める(完?)3.子供と向き合う(子供の状況を受け止め、子供をじっくり見ようとする⇨覚悟期へ)
- 第5段階⇨覚悟期(覚悟期の壁は厚い)⇨向き合う①⇨不登校に対して向き合う事を決意する・問題解決を手放す・「学校に行っていないだけ」と思えるようになる・焦らずじっくり時間をかけようと覚悟する⇨覚悟をもったが挫折して暗中模索期や燃え尽き期に戻ることがある
- 第7段階⇨受容期〜⇨向き合う②⇨まるごと受け入れる⇨自分と向き合い、子供と向き合い、家族と向き合う⇨少しずつありのままを認めるようになる
パニック期は、とにかく学校に行かせようとしてしまいます。
後から考えると、あー…無理矢理学校に行かせようとして悪い事をしてしまったな…と考えられるのですが、パニック期は仕方ないのです。

『陥りやすいポイント』
パニック期・暗中模索期・燃え尽き期
- 世間(身内・周り)の声に振り回される
- 「べき思考」が抜けない
- 視野が狭くなる
- 自分を責めてしまう
- 怪しい宗教に入り高額な物を買ってしまう
パニック期・暗中模索期・燃え尽き期の抜け出し方
- 一旦放置する
- 安心安全な場所を探す
- ただただ話しを聞いてくれる人に話す
- 余裕を作る、自分が元気になる
覚悟期・受容期
- 受け入れよう思いつつも、中々受け入れれない
- 「解決」を意識し過ぎる
- 無理にポジティブになろうとする
覚悟期・受容期抜け出し方
- 自分がご機嫌でいる
- 自分の感情1つ1つに気付く
暗中模索期、燃え尽き期からどうやって抜け出したら良いのか…
- 一旦子供の手を離す
- 不登校の事自体を忘れる
- 解決しようとしない
- 子供との関わりを一旦なくす
- 不登校子育ての有給を1ヶ月くらい取る
- 学校の先生とも一旦連絡をやめる
- とにかく何もかも忘れて、冷却期間を作る
- 冷却期間を作り冷静に考える
真面目な人ほど、子供にばかり目がいってしまい自分よりも子供、自己犠牲の精神になってしまいます。
暗中模索期から抜け出すには、3人の人を見つけてください
- 不登校の専門家
- 不登校で自分より少しだけ(半年くらい)先に行っている人(2年も3年も先では、先過ぎて、大丈夫と言われても信じられないから)できれば同じ学年くらいが良い
- ただただ愚痴を聞いてくれる人(お友達や旦那さん)
不登校の親御さんは孤独になりがちです。
親の会などで知り合った人たちと一緒に覚悟期に入って行くのと、一人で覚悟期に入るのでは全然違ってくると思います。
あくまで参考ですが、先日の子供の段階表同様、私自身の段階もほぼこの状態に当てはまっていました。急に覚悟期に入ったのではなく、パニック期から始まり、段階を経て受容期に入りました。
概ね多くの親御さんがこう言った段階を経て解決していったのではないでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうこざいました。

勉強になります😭🙏
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Nene Zさん、ありがとうございます😭🙏
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