こんにちは。saoriです。今日はドッグセラピーについて書いていきたいと思います。
ドッグセラピーとは
- 犬を使った治療方法でアニマルセラピーの一種です。犬とのふれあいによって人の心に癒しを与えることです。
- ストレス解消になるだけではなく、うつ病や認知症などの改善にも期待できるとして医療や福祉などのさまざまな分野でとりいれられています。
ドッグセラピー・アニマルセラピーの種類
アニマルセラピーには3つの種類があります。
・動物介在活動AAA(Animal Assisted Activity)
一般にアニマルセラピーとよばれる活動の多くはこのタイプで、動物とのふれあいを楽しむ活動を中心としたレクレーションのことです。動物とふれあうことで情緒的な安定等を目的としていて、老人ホームの訪問活動などが知られております。
・動物介在療法AAT(Animal Assisted Therapy)
AAAとの大きな違いは、治療で行われる動物を介在させた補助療法のことです。対象者の心や身体のリハビリテーションなどの治療を目的としています。
医療従事者の主導で個々の改善目標を定め、適切な犬とハンドラーを選択し治療をします。
・動物介在教育AAE(Animal Assisted Education)
小学校や幼稚園等に動物と一緒に訪問し、動物との正しいふれあい方や命の大切さを子供たちに伝えるための活動です。
アニマルセラピーによる効果
- ストレス解消やリラックス効果
- 意欲の向上
- 運動量の増加
- コミュニケーションが円滑になるなど
このように、心身共に良い影響があるとされています。
発達障害の症状軽減の実例
アニマルセラピーは発達障害の症状軽減にも効果があると、英ザ・ウィーク誌が報じています。
この実験は、発達障害(注意欠陥多動性障害/ADHD)の診断を受けた投薬治療を受けていない7歳〜9歳の子どもに対しても行われました。
投薬治療以外の方法で、アニマルセラピーが社会性の改善に効果的であることが示されています。
アニマルセラピーの注意点
- 動物アレルギーのある方や、免疫機能の低下などで動物からの感染により健康状態が悪化する可能性がある方は行うことができません。
- 動物に関わることによって妄想などがひどくなる場合、精神面での不調を起こす可能性があるので注意が必要です。
- 動物に対してトラウマがある方は、パニックを起こす可能性があるので、あらかじめ把握してから実施する必要があります。
- 補助的療法なので効果が保証されるものではありません。
先日の投稿で、我が家でもドッグセラピーを取り入れ犬を飼い始めたとお伝えしました。不思議なもので、息子には責任感が芽生えだしました。率先してお世話をしてくれています。
飼い始めた当初は、ウンチやオシッコに対して少し戸惑っていましたが、今は平気で対応してくれています。
しつけに対しても、「どうしたら良いかな?」と聞いてきて積極的にトレーニングをしてくれています。落ち込んでいる時や寂しい時は、愛犬の側に行って触れ合っているだけでとても癒されているように思います。
何より息子に自然な笑顔が増えたことがとても嬉しくて、喜びを感じています。
住んでいる所がマンション等でルールがあったり、動物を飼うことが出来ない、家族が動物に対して恐怖心があるなど色々な事情があるかと思います。
動物を飼うとなると飼い主さんの責任のもとお世話やしつけ、知識が必要になってきます。犬に関しては犬がストレスを抱えてしまうと噛みつかれたりして危険も伴ってきますので注意が必要です。
ワクチンやご飯、トリミング代などお金もかかってきますので少しハードルが高くなるかもしれません。
なので、もし興味をもたれた方は一度専門機関やかかりつけの医療機関に相談してみるのが良いかと思います。
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