息子の友達関係を見ていると、仲の良い友達も、ぶつかる友達も同じような特性を持っていて感性が似ている子が多いように感じます。
性格が似ているからひかれあうのかもしれません。
私が感じたのは、その特性を理解し受け入れている親御さんとしていない親御さんで、お子さんの感性や人への接し方が違うように思いました。
お子さんにそういった傾向があったとしても、学校から専門科に診て貰うように勧めるようなアドバイスは、なかなかできないと聞きました。
うちの子が発達障害だと言うのですか?そんな事ある訳ないじゃないですか!!
どういうつもりでそんな事を言っているのですか?うちの子が何か迷惑をかけたんですか!?
などと言ったクレームを学校側に伝える方がいらっしゃるみたいで、学校側からはあまり伝えられないとの事でした。
しかし、
早期に特性がわかった分、早くからその子の困りごとやSOSに気付いてあげられるし、困りごとに対してのサポートができるので大人になってからの習慣も変わってくると私は思います。
我が子が発達障害だと診断を受けたらショックを受ける方もいらっしゃると思いますが、事実を受け入れその子を認めてあげると二次障害に繋がりにくくなりますし、今後お子さんにとって最善のサポートをしていこうという想いは愛情として伝わると思います。
愛情をもらって育つと、お子さん自身も前向きに考えて進めますし、自分を否定的に思う事も少なくなると思います。
そうすると、自己肯定感も上がります。
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今は何でも障害と言った名目で診断されてしまうと言われる方もおられると思います。
しかし、現在お子さんや親御さんが困っているのであれば表面だけ受け止めるのではなく、これからの事、お子さんや、お子さんを育てて行く親御さん自身の事を考えて一度診断を受けてみるのも良いかと思います。
もちろん、診断を受けるにあたっては賛否両論あると思います…
私は自身と子供が診断を受けて、それによって困りごとに対して向き合う事ができ、問題解決方法や対処法を学べたので、今までとは考え方が変わりました。
以前は、失敗ばかりしていた自分の事が嫌で自身を認められなくて、過去の事ばかりを気にしていました。
ダメな母親だなぁ。ごめんね。と自分を責めていました。
でも今は少しずつですが前向きな考え方が出来るようになり、ちゃんと前を向いて歩いて行こう!失敗しても良い!人に何を思われても良い!行動しよう!と思えています。
焦らず、ゆっくりとで大丈夫だと思います。
子育てに手遅れは無い!気付いた時に自分が変わる!人を育てるのに正解がある訳ではないのですから。
親御さん自身も一生懸命考えながら接していると思います。初めから間違えたやり方で育てようなんて誰も思ってないですよね。なので、私は子供に対してごめんねと思わないようにしました。
一生懸命考えて行動した結果、もしかしたら自分の子供には少し合わなかったのかもしれない…
そう気付いた時に自分が変わる。
それの繰り返しです。
自分に自信を持ってお子さんの事を信じ、目一杯愛情を注いであげて、親子で一歩ずつ前を向いて歩んで行けたらいいですよね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。